星の門

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デジタル・アワー改(仮)第一章を掲載しました - 天野橋立

2017/07/21 (Fri) 22:39:11

「潮の降る町」が少々足踏み気味なので(書いては直し、になってしまっています)、昔に登竜門のほうで連載した「デジタル・アワー」の改稿版第一章を掲載して見ました。色々やってみている中の一つです。

http://slib.net/75102

『汚宅殺猫耳地獄』第三話の後半を投稿 - バニラダヌキ

2017/05/30 (Tue) 00:16:45

と、ゆーわけで、第三話『白っぽい巨塔とか』が完結しました。
とはいえ物語全体は、まだまだねばねばと糸をひき続ける感じです。
続く第四話は、『魔の山へ飛ぶかもしんない』、そんなタイトルになる予定なのですが――あくまで仮題、とゆーことで。

http://slib.net/69094#chapter3

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第三話の後半を投稿 - 天野橋立

2017/06/08 (Thu) 18:57:11

遅くなりましたが、続きを読ませていただきました。
「白い巨塔」は、田宮・財前版しか見たことが無かったりします。確か亡くなられてから後に再放送を見たのが初めてですっかりはまってしまい、家にあった山崎先生の原作を正・続とむさぼるように読んで、これはさらにすごいと感服したものです。本棚の隣にあった「華麗なる一族」と「仮装集団」も続けて読んで、どちらもすごい迫力でしたね。今自分で書いているものの社会派っぽい場面にも、城山先生と並んで影響を受けているように思います。

というわけで、まさかここまで真正面から白い巨塔パロディが出て来るとは思っていませんでしたが、善哉先生に里芋先生、さらに「患者さんの幽霊だけ」と来たところで爆笑してしまいました。おやゲンセンカン主人まで出て来るのかと思ったら、ちゃんと解説が入る辺りも親切設計ですね。「鯛めし」の関連が唐突に詳しすぎるとか言うのも、この流れの中ではギャグとして成立しているし、何でもありなのが楽しいですね。
しかし、いよいよバニラダヌキさんの作品らしく風呂敷が広がって来て、これはどうも「ゆうねこ」並みのスケールになってきそうな予感がします。ここまで来ると、暎子ちゃん関連も気にならなくなってきたような。
もうこれは、小松先生並みにどんどん世界を広げていただければと思います。次回も期待しています。

天野様へ - バニラダヌキ

2017/06/09 (Fri) 23:08:07

わ~い、座布団もらっちゃったい、ふかふか、ふかふか。

狸は実は『仮装集団』って読んだことがないんですが、今ちょっとネット検索してみたら面白そうで、さっそく行きつけの図書館で予約してみたり。
つげ先生ネタに関しましては、今までも言葉の端々でパロらせていただいていたのですが、ここに来て牧さんとタマが力いっぱいカマしてきたので、まんま記録してみました。もはやキャラまかせ状態です。『鯛めし』のくだりも、なんかタマが食いたがってたし、牧さんならここまでヤルだろう、みたいなノリで。

さて今後、風呂敷はビラビラと広がったりたなびいたり、なんかいろいろ翻ったりする予定なのですが、小松大先生のように壮大な大風呂敷は、ちょっと無理っぽく思われます。それにタマや暎子ちゃんがいる限り、非ロリおたの方々には、まだまだ引っ掛かるシーンもあろうと思われます。
でもまあ、マジに児●法に触れるような展開は、太郎がやりたいと思っても狸が許しませんので、どうか安心して続きを……まてよ、確か全員すっぽんぽんになるシーンとか……でもテキストによる描写ならタイホされないはずだよな、うん。

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第三話の後半を投稿 - N村Kタロウ URL

2017/06/15 (Thu) 23:26:42

 見てましたよ、田宮二郎版も、唐沢寿明版も…。なつかしいですね。
 なんでしょう、とんでもない事が起こっているはずなのに、この懐かしい「守られている感」みたいなものは。子供の頃にテレビを見ていたときの感覚に近いものがあるのは、頻出する昭和エンタメ的キーワードやパロディだけのせいではないように思います。どんなに奇っ怪なものごと現れても、この世界の底は抜けない、と安心しながら読むのが正しいのかどうかは分かりませんが、来週の放送を楽しみにお茶の間でお待ちしております。

N村様へ - バニラダヌキ

2017/06/16 (Fri) 22:16:15

♪ 狸の泥船 足場は抜けぬ 抜けぬはずだよ底がない ♪

――などと無責任に都々逸かなんか唸りつつ、その後も2シーンほど打ち進めたのですが、どんどん無責任に拍車がかかっている気がします。底は抜けなくとも、どっかに飛んでってしまいそうな悪い予感もします。
ともあれ次週も、じゃねーや、来月も、いやもしかしたらローカル路線バス乗り継ぎの旅みたいに年3回のスペシャル番組になってしまうかもしれませんが、とにかく狸が突然死しない限りはダラダラと話が続くように思われますので、どうか安心して次回にご期待ください。

……ご期待に添えず底が抜けてしまったとしても、できればいっしょに溺れてください。

元素詠118首 - N村Kタロウ URL

2017/06/06 (Tue) 23:23:29

短歌(のようなもの)集『元素詠118首』に、「第7周期・補足(2016年に名称が決定した4元素)」を追加しました。

http://slib.net/66399

小説じゃないけど、いいよね?

元素詠18首 turu

2017/05/31 (Wed) 09:39:39

はじめまして。
学校図書館で仕事をしている学校図書館スタッフです。
TwitterのTLでリツイートされたのを拝見しました。
すばらしい!と思い
出来たら、勤務している学校図書館で短歌を掲示させていただけないかと思いご連絡させていただきました。
中学生向けに、全部いっぺんにではなく
少しづつ掲示していけるといいなと思っています。
出典はもちろん明示させていただきますが
いかがでしょうか?

Re: 元素詠18首 - N村Kタロウ URL

2017/05/31 (Wed) 23:23:55

 お褒めいただいて恐縮です。
 せっかくのお申し出ですが、こちらはそもそも科学教育を企図したものではなく、科学的正確性もまったく度外視していますし、中には教育上好ましくない含意を持つものもありますので、できれば使用しないでいただければうれしいです。申し訳ありません。

元素詠118首 - 氏名

2017/05/31 (Wed) 13:43:44

原子番号1:水素(H)いちばんに高嶺の花に届くため誰より軽いわたしは風船
風船はヘリウムだと思います。
水素は取り扱いが難しく危険です。

原子番号113:ウンウントリウム(Un)
平成28年11月30日に「ニホニウム」になりました。

どうでもいい突っ込みですみません。

ご指摘ありがとうございます。 - N村Kタロウ URL

2017/05/31 (Wed) 23:22:36

 風船についてですが、むかしは水素を入れていたと聞いています(危なかったわけですが)。また、調べてみたところ、今でも国によっては水素を入れているようです(もちろん危ないわけですが)。ということですので、間違いとまでは言えないと思いますし、このままにさせておいて下さい。水素が燃えやすいということは僕も習ったことがありますが、これは科学教育を企図したものでもありませんし。

 ニホニウムにつきましては、これを書いたときはそれ以前だったのでウンウントリウムのままになっています。他にも新元素の命名はあるようですし、その都度書き直すのはやめておいて、気が向いたら作ることにさせてください。言い訳めきますが、「ニホニウム」という名前からは、あまりイメージが湧いてこないんですよね…。

『汚宅殺猫耳地獄』第三話を投稿 - バニラダヌキ

2017/05/01 (Mon) 21:44:55

ちょいと間があきましたが、『汚宅殺猫耳地獄~おたくころしにゃんこのじごく~』の第三話を、ようやく掲載しました。
あれ、なんか第三話のタイトル、こないだの予告と変わってるんじゃないか? 『白っぽい巨塔とか』のはずじゃなかったか?
――そんなことまで記憶されている方がいらっしゃいましたら、きれいさっぱり気にしないでください。白っぽい巨塔にたどりつく前に、猫と女子小学生だけで、一話ぶん増えてしまいました。
じゃあ次回第四話が白っぽかったり巨塔だったりするのか――神の味噌汁!

http://slib.net/69094

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第三話を投稿 - バニラダヌキ

2017/05/06 (Sat) 23:06:14

などと言いつつ、結局、今後の流れやらここまでのちまちま修正やらを考慮して、全体の構成をいじくり、やっぱり今回更新分は『第三話 白っぽい巨塔とか(前編)』、そんな趣向になりました。もし別タイトルの第三話をすでに読んでくださった方がいらっしゃいましたら、慎んで平身低頭の上、本日ちょっと増えたぶんにもお目通しくださいね、などと、厚顔の限りをつくす狸です。

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第三話を投稿 - 天野橋立

2017/05/07 (Sun) 20:14:13

続きを読ませていただきました。
今回はだいぶいつもの「狸印」的な感じに戻ってきている感じで、A子ちゃんがまんま「暎子」ちゃんとか、生首が登場する辺りのインパクトとか(それは喰っちゃいかんだろう)面白いというか恐ろしいというか、ネタの積み重ねでお話を引っ張って行く感じが楽しかったです。
名高い怪奇大作戦、実際にはほとんど見たことが無かったりするのですが、それでもSRIネタも違和感なく普通に楽しめました。
しかし、やはり個人的に最大のハードルは暎子ちゃん関連への感情移入が難しいという点に尽きるかなあと思います。ネタや展開は面白いにしても、この作品の中核はやはりそこなのでしょうから、半分くらいしか楽しめてないのじゃないかとどうしても気になってしまいます。6年後の話なら、だいぶ違うのだけどなあ……。
ちなみに、優等生タイプの知性派女性に泣かれて一撃でダウンした(後に振られて二度ダウン)ことはありますので、その点は全然オッケーです。と言うわけで、また続きを楽しみにしています。

天野様へ - バニラダヌキ

2017/05/08 (Mon) 23:02:17

確かにこの作品の中核は、ああ一生に一度でいいからローティーンの少女に惚れられてみたかった、そんな老狸の変態的かつ退嬰的な願望を垂れ流しにするところにあるわけですが、そんなとこまで天野様に同調されてしまったら、かえって狸のほうが困ってしまってわんわんわわん、いやきゅんきゅんきゅきゅんになってしまいそうな気が……。

昔はほのぼの系の、つまり合意の上でナニする系の成年向けロリコン漫画を描いていたエロ絵師さんが、もうおっさんとロリがうまくいくような絵空事は自分自身イメージできなくなったから、今では猟奇系、ぶっちゃけ陵辱系しか描けない――そんな話を、こないだ耳にしました。
しかし山の狸のでんぐりがえりに、そんなアーティスト系の懊悩や克己心は、カケラもありません。
己の変態的願望に対するノーマルな読者様の嫌悪を少しでも和らげるべく、今後も小ネタや展開に力を入れて――などといいつつ、その小ネタも展開も個狸的な昭和レトロ趣味を垂れ流しにしている有様で、天野様におかれましては、今後、楽しみが四半分になっても八分の一になっても、邪魔なハードルを蹴り倒しながら完走してくださいますよう、伏してお願い申し上げます。

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第三話を投稿 - N村Kタロウ URL

2017/05/19 (Fri) 00:45:19

 読んでます読んでます。
 けっこう前に読んでました。
 実のところ、物語をちょっと見失いそうになってはおりますし、水に浸かった〇〇もちょっとビジュアル的にアレで、とてもタマさんのように食欲の湧くものではありませんし、また僕僕とて年下の異性に心を惹かれることはあるとはいえ、○○○の〇〇はいささか〇〇であることは〇〇できません。せめて〇〇とか〇〇〇なら○○んだけど…。
 しかし僕的には、前回分に引き続き、ディテールの面白さだけでも楽しく乗っかっていられるので、お神輿の後ろをぞろぞろ歩く見物人のように、最後まで読ませていただくつもりです。ラストに近づけば近づくほど予想以上のでんぐり返りを見せていただけることは、なんとなく予感していますし…。
 ではでは次回掲載分も楽しみにお待ちしています。

N村様へ - バニラダヌキ

2017/05/19 (Fri) 21:56:44

すみせん。なんか某所の雑想で、ご感想を催促してしまったみたいな感じが――って、ぶっちゃけ催促したんやないか俺。
ともあれ、作者自身が物語を見失いかけてるようなシロモノを引き続き読んでいただき、感謝感激雨霰、五体投地五体投地。
もはやディテールだけのお神輿になりつつあるような気がしますが、どうか最後まで根気よくご見物のほど、よろしくお願い申し上げます。

正味の話、狸の脳内では、すでに各々のキャラが好き勝手にでんぐり返っている状態で、物語全体がこれからどうでんぐり返ってゆくものやら、作者自身、判然としない有様です。清水の舞台の欄干の上ででんぐり返っているようなもので、最終的には欄干を踏み外し、地べたに激突するような気もします。

……でもまあ、内臓破裂でぐっちょんぐっちょんになる狸とか、木っ端微塵に吹っ飛ぶお神輿とか、それなりに一見の価値はあると思われ……あるのかなあ……あるということにしとこう、うん。

「潮の降る町」第五章を掲載 - 天野橋立

2017/04/27 (Thu) 21:46:20

さらに順調に書き進んで、今回は第五章「漂流、青松島」約50枚を一挙掲載(というほどの量でもないけど)しました。いよいよ激動のパート、ストーリーはクライマックスに近付きます。さあ、島の運命やいかに。
ここまででついに300枚に達しましたが、まだ物語は続きます。第六章にもすでに着手しています。

http://slib.net/68186

Re: 「潮の降る町」第五章を掲載 - バニラダヌキ

2017/05/01 (Mon) 21:34:01

うわこんなんなっちゃうのか。マジかよおい。いいぞいいぞ。このまま際限なく突っ走ってくれ――。

ついさっきまで、あっちでツッコミ・モードに入っていた反動か、こっちでは、もはやイケイケ・モードがフル・スロットル状態です。
そう、世の中なんて、いきなりどう転がっちまうか、誰にもわからんのです。
いいかげんに転がるのは勘弁ですが、天野様のことですから、きっときっちり転がしつくしてくれるに違いないですよね、うん。

Re: 「潮の降る町」第五章を掲載 - 天野橋立

2017/05/04 (Thu) 18:51:30

こちらもお読みいただき、ありがとうございます。
実験的に悩むことになったあちらの短編と違って、こちらの第五章はやりたかった展開を思う存分に書くことができました。やっぱりこういうのが自分の本領なのだろうなあと思います。もっとも、次回第六章ではこの展開を現実感を伴ってのまとめに入るつもりなので、そこがうまく行くかどうか、これは結構難題かも知れません。
突っ込みをガンガン入れていただけると大変助かりますので、できれば次回もまたお付き合いいただければと思います。

「夜を越える道」を掲載 - 天野橋立

2017/04/22 (Sat) 14:21:15

星空文庫に、短編「夜を越える道」を掲載しました。
以前登竜門のほうに掲載した「架空索道」の設定をベースに、全く新しく書いた作品になります。
もう少し幻想的な方向へ振ったほうが良かったかな、などと色々考えているところです。

http://slib.net/72023

Re: 「夜を越える道」を掲載 - かみよる

2017/04/24 (Mon) 11:49:36

いつも褒めてるばかりじゃつまらんだろう、ということで珍しくこのかみよるがいろいろ言ってみる。まあ正直これより先に投稿するもんあんだろなぁ?などと思ってしまうんだけどそれとこれは別問題だと割り切ってやろう。
設定だけ借りた別物ーーとは言え、前作が個人的に非常に面白かったからこそそらもう比較してしまうわけで、比較してしまったが最後、結論としては正直「うーん…イマイチ」になってしまう。
個人的に思う一番の問題は、2人の関係性だ。前回は最初から恋人同士だったから焦がれる感じがいい味を出していたけど、今回はそれが圧倒的に少ない。互いに惹かれ合っているとかそういうのが弱いと思えてしまう。容量的には仕方がないんだろうけど、これは非常に残念。
そして見せ場となるゴンドラの中での出来事も、ロリコンさんが自分で言っている通り幻想感が薄いせいでどこか淡白に感じる。あそこで幻と会話するあの場面はかなり名シーンだと思ってるからこれは大きな減点ポイントだ。
そしてなんだ貴様は。この物語のラスト。前作も今作も中途半端に自分を不完全燃焼にしやがってからに。憎らしい野郎だ。
一個の新作として見れば「ああ、天野さんだなぁ」と素直に楽しめた反面、今回はやっぱりそれでも「もっとこうやりようがあったろうが」と身悶えてしまう。
ただ自分の感想よりこれを読んだ狸さんが何と言うかの方が地味に気になってたりするこの頃。

Re: Re: 「夜を越える道」を掲載 - かみよる

2017/04/24 (Mon) 11:53:35

ああごめんひとつ書き忘れた。
69行目、県内各所から支援の人材がすぐに送り込まれてきたのは、この町長の人脈の賜物なのである。受け入れ業務ーーってあるんだけど、なんでか引っかかった。賜物なのだが、受け入れ業務ーーとか続けた方が個人的にリズムが良かったんだけど、これはまあただのイチャモンだからどうでもいいや、うん。

Re: 「夜を越える道」を掲載 - 天野橋立

2017/04/24 (Mon) 21:14:06

お読みいただき、ありがとうございます。
しかし何というか、感想というのはありがたいものだなあとつくづく思いました。
「架空索道」の改良をやろうと試行錯誤する中で、設定を生かした新しいものをやってみようということで書いたものなのですが、文章の書き込みなどは力を入れた半面、どうも全般に何か違うなあという感じが。しかし自分で読んでても、どう直したものかなんだか良く分からなくなってしまいました。
やっぱり前作のコアになってたものが、色々抜け落ちてしまってるんだなあと神夜さまの感想を読んで改めて思いました。うまく行った作品を作り変えるのは、やっぱり簡単じゃないですね。
しかしせっかくこういうことをやってみたわけなので、この作品の要素も生かして、またしつこく架空索道本体の改良もやってみようと思います。ありがとうございました。

なお、「潮の降る町」はもう数日中には第五章を前後わけずに一括掲載するつもりです。先に投稿するもんあるだろ、とメンチを切られたから、というわけじゃないですけどね。

Re: 「夜を越える道」を掲載 - バニラダヌキ

2017/05/01 (Mon) 21:00:12

お、これは前作『架空索道』がベースというより、架空索道をめぐる連作のひとつ、みたいな感じの短編なのかな――などと思いつつ、いつもながらの達者な書きっぷりに、心地よく身を任せていたわけですが――小夜子さんが架空索道に乗りこむあたりから、少々違和感が生じてきました。つまり、この物語における『夜を越える道』は、架空索道である必要がない――そんな違和感です。
前作における架空索道は、恋人達の情動や物語全体の情動を見事に集約する要《かなめ》として、どーんと夜空に架かっておりました。それが今回は、あくまで舞台のひとつの大道具、そんな印象を受けたわけです。夜の神様がおっしゃっている『どこか淡白』、まさにそんな感じで。
以上、正直に欠点と思われる部分を突っつきましたが、しかして今回の作品、実は大部分が狸にとって、ツボ、ツボ、とはまってくる佳作であったのも確かなのです。天野様ご自身は『架空索道』の改良という気持ちでも、狸という一読者にとっては、架空索道という大道具をあえて取っ払うことによって、まったく別の名作に化けそうな気がしてなりません。
ちなみに大ボラ吹きの狸としては、読後、しきりに架空索道ではない別の夜を越える道を、あーじゃこーじゃ夢想したりしています。いっそパラグライダーは使えんか。地形的に練り込むのは可能そうだ。しかしうら若い小夜子がいきなりひとりで夜間フライトに挑むのは、この場合、絵空事になってしまいそうだ。ならば、この旧友の男二人を、元サーファーではなくパラグライダー野郎に脚色しなおして、実は真田も小夜子に惚れていて、館山が事件に巻きこまれた日には、真田もなんかの用事で小杉町近辺にいたりして、でもって館山&小夜子のために自らの恋心を隠して、小夜子を乗せてムーンライト・フライト――。
……すみません。なんか妄想に歯止めがかからなくなったんで、そろそろ無責任にドロンします。

Re: 「夜を越える道」を掲載 - 天野橋立

2017/05/04 (Thu) 18:41:46

お読みいただき、ありがとうございます。ああしかし、やはりこうして感想を頂けることのありがたさ。
確かに、架空索道という設定をベースにして新しいものを書くというのは、シリーズものの第二作的な感覚があったかも知れません。全く新しい要素として、災害FM局と言うのを中心に持ってきたわけですが、実際に書いているとどうしてもそちらの新しい要素のほうに力が入ってくるわけで、架空索道のほうは単なる装置になってしまったのは確かだろうと思います。
実は神夜さんに感想をいただいた時に、今作の電波で夜を越えるという部分は生かしつつ、架空索道とは別の作品として独立した短編に再構築しようと考えていました。で、索道部分においてリアリティーを掘り下げた部分は、本家の架空索道に返してそちらも改良しようかと、そんな風に思ったのでした。

実はたまたま先日、本家サン・テグジュペリの「夜間飛行」を読み返したりしまして、全く別にナイトフライトものも考えたりもしてました。小夜子をパラグライダーに乗せて夜空に送り出すかどうかはちょっとまだわかりませんが、このままでは終わらせずに、何か形を付けたいと思います。
しかし、一冊まるまる架空索道絡みの連作作品集というのも、魅力的だなあ……。相当な力量が要りそうですが、何せ思い入れのある世界だけにこれもやってみたいです。

「潮の降る町」第四章後半を掲載 - 天野橋立

2017/03/27 (Mon) 21:32:01

順調に書き進んで、第四章の後半を掲載しました。
第四章、ちょっと長めになりましたが、作品全体の中でも重要なパートなので、まあ仕方がないかなと思ったり。
前回はスペクタクルシーンでしたが、今回は平和な場面の中にいよいよ厳しい運命が姿を現して、という趣を目指して書いています。。
ちなみに第五章は、再び激動のパートになる予定です。いよいよこの作品も、終盤へと向かいます。

http://slib.net/68186

Re: 「潮の降る町」第四章後半を掲載 - バニラダヌキ

2017/04/02 (Sun) 22:26:35

日々諸行無常の風に吹かれまくる狸として、台風一過の青松島をのほほんとそぞろ歩く御一行様の姿、とくに理奈&克利のダブル赤面あたりでは、「はいはい若いって良いわよね」と、肩をすくめるどころか、にこにこうなずいたりしていたわけですが――やっぱりこの島にも、リアルで冷たい諸行無常の風は、吹いてきてしまうのですね。すでに予見していたことながら、せめて最後には、必ずしも無常ばかりではない時代の風が、爽やかに吹き渡ってくれることを望むばかりです。

で、話変わって、今回の小ネタ(?)の中で、女中の清さんが出てくるくだりが、無性にツボでした。
狸自身は女中さんなど無縁の、ド田舎の中流家庭に生まれ育ったわけですが、それでも同じ町内に一軒とか、同じ学級に一人とかの割合で、住みこみの女中さんがいるような、いわゆる『上流階級』の家庭があったものです。その家の子のお誕生会とかに呼ばれて、ドキドキしながら上がりこんだ記憶が、なんとも懐かしく蘇ったり。
極貧に堕ちた今でも、狸は『格差』を厭いません。そこにそれぞれの良識や文化があるかぎり、人間、多種多様でいいのだと思います。

Re: 「潮の降る町」第四章後半を掲載 - 天野橋立

2017/04/06 (Thu) 21:13:03

今回はスペクタクルシーンと、次回以降段々厳しくなっていく展開の中休み的に、台風(&竜巻)一過の爽やかな雰囲気が出るようにと意識して書いてみました。島に吹き渡る風を想像しながら書いていたら、ついオープンカフェを作って休んでみたくなったりしました。
しかし、今作中では初めてだろうと思われる、ちょっとヤバそうな人物が出てきたり、平和は長く続きそうにはありません。

「島の姫」としての郁代さん、という浮世離れした存在がファンタジーとしてのこの小説にとっては重要な要素になっているわけで、そういうお家であればやはり婆やみたいな人がいたりするだろうと思ったのですが、そんな比較的近年まで実際にそういうお家が普通にあったんですね。やはり、規模の大きめな古い城下町の中心エリア、という土地柄もあったのでしょうか。素晴らしいですね。郊外の新興住宅地みたいなところで育った時期が長いせいか、残念ながらそういう世界に触れたことはないですね……。

クライマックスに近づいて来て、執筆のペースも上がってきています。次回も、結構早い内にアップできそうです。最後までお付き合いいただければ幸いです。

Re: 「潮の降る町」第四章後半を掲載 - かみよる

2017/04/10 (Mon) 19:34:00

おうこれは面白い。経済的な話をしっかり書けるのはやっぱり歳と経験を重ねた人間であるが故であろう。自分にはこれは書けん。島の行く末を心待ちにしながら、しかしそれでもかみよる様は言うんだ。
はよ続き持ってこんかいおんどりゃあ。

時に前回の感想欄で全然関係ないけど、一郎の苗字の話をしただろう。
嘘つけこの野郎、ぜってーどっかで見たぞと保存した内容漁ってたら見つけたぞ。クリスマス作品の曜子が出てくるやつだ、あれでカラオケ屋が居酒屋になってる時に白滝が唐突に一郎を苗字で呼んでるだろ。最新版がどうなってるか知らんがそうなってる。当時はまあそんなこともあるんだろうって勝手に流したけどぜってーあったぞこんちくしょう。

Re: 「潮の降る町」第四章後半を掲載 - 天野橋立

2017/04/12 (Wed) 20:37:56

>かみよるさま
感想ありがとうございます。経済小説的場面を割と書けるのは年と経験のたまもの(=おっさん)だからなのですが、そもそも若い時から経済小説好きだったんですよねえ。高校生の時にはすでに城山三郎を熟読していた、変わった若者でした。一度本格的な経済小説も書いてみたいですね、取材が必須ですが。

しかし、作者本人も忘れていたようなことを覚えてる神夜さんはすごい。いやその通りで、あの後クリスマス作品を読んでみたら、唐突に苗字が出てきてました。しかし、読み返したついでに少し手を入れたので、公式にはあれはなかったことになりました。

ちなみに第五章、そこそこハイペースで書いてますので、近いうちに前半を掲載できそうです。デスマーチの息抜きにでも、またお読みいただければと思います。

第二章を若干修正しました - 天野橋立

2017/04/12 (Wed) 20:41:08

第二章後半(竪坑櫓見学の場面)を修正して五条次長を少しだけ登場させておきました。この人はこの後の展開に関わってくることになるので、さすがに第四章で突然出てくるのはあんまりだろうということで。
連載だと、こういうごまかしをやるとすぐばれるのが辛いところですが、完成までにこの手の後付け修正をまだいくらかやるかも知れません。

『汚宅殺猫耳地獄』第二話を投稿 - バニラダヌキ

2017/02/28 (Tue) 06:34:24

『汚宅殺猫耳地獄~おたくころしにゃんこのじごく~』の、第二話を掲載しました。なお、第一話の末尾にもシーンが増えておりますので、よろしくお目通しください。
いよいよ第何話まで続くか自分でもわからなくなってきましたが、狸のことゆえ御愛敬。

http://slib.net/69094

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第二話を投稿 - かみよる

2017/02/28 (Tue) 15:32:07

おう、自分の予想とは遥かに違う方面への展開に面食らいつつ、しかしトンデモ内容でも狸さんの下地なら例えどこまでぶっ飛んでいようが素直に楽しめてしまう。
しかしそうか、前回の最後のセリフは狙いか。おまけにこっちが下僕なのか。これはまったく想像してなかった。
言ってしまえば時折入る地文のしつこさにもうええねんと言いそうになりつつも、それでも今回で言えば一番最後の荷物云々の地文に素直に心惹かれたりする。ちよこの話で言えば目の細いデブは短気云々のところとか。そういう言い回しがすこーんと印象に残るのがやっぱり狸さんの物語の魅力だと思う。どうだ10数年間前よりはそれっぽく感想が言えるようになったろうふははは。
はっちゃけた物語は疲れが取れる。ありがとうございます。

夜の神様へ - バニラダヌキ

2017/03/01 (Wed) 00:06:23

ふっふっふ……地の文がしつこい? そーすると、さっきその一部をもっとしつっこく書き変えたりしてしまった狸は、もはや地の文のテロリスト?
冗談はさておき、いやね、確かに今回は、物語が軽い割に『俺』の語りがクドすぎる、そんな気はしているのですよ自分でも。しかしまあ、クドクド愚痴をこぼすことによって作者自身の疲れがとれたりもするので、読者様におかれましては、どうかその疲れを甘んじて受けとってやってください。そのかわり物語自体は、際限なくはっちゃける予定です。
最終的に、作者と読者、どっちの疲れが取れるのか――両方取っときゃいいよな、うん。

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第二話を投稿 - 天野橋立

2017/03/04 (Sat) 21:26:14

第二話を読ませていただきました。
なるほど、かみよるさん作品とはまた違う方向でのはっちゃけかた、読んでいて「リミッター解除」という言葉が頭の中に浮かびました。昔の名前が出て来る辺りとか「ついてこれへんのやったらついてこんでもええんやで」という声も聞こえて(関西弁ではないと思いますが)もうバニラダヌキさんのやりたいようにやる、という感じでしょうか。
軽いノリと重い語りのスタイルはなるほどまさに狸印という感じで、最後の語りから「おかわりを出しなさい」への流れなど、これは他の誰にも書けない独自の世界だろうと思います。早くも愛と死が煮詰まってしまったここからどう展開していくものやら正直さっぱり分からないのですが、次回も楽しみにしております。

天野様へ - バニラダヌキ

2017/03/05 (Sun) 23:43:08

生真面目な社会人の代表と思われる天野様に、このようなシロモノを読んでいただいていいのか――実はすでに置き去りにしてしまっているのではないか――等々、種々の不安を抱きつつ、でもやっぱり我が身の疲労回復のため、好きなようにでんぐりがえるしかない因果な狸です。
しかし投稿段階では、実はしっかりリミッターをかけているのです。第一稿では、パンツ着用前のタマが、まるっきり猫のポーズで自由奔放に毛繕いするシーンなどもあったのですが、さすがにその克明な描写を公共の場に晒しては、タマも自分も鉄砲で撃たれる気がして、しっかり日和ってしまいました。でも肩車の感触なんぞは、まんま残してしまったわけで、ちっとも日和ったことになってない気もします。
今後もなにかとやりたいほうだいのアレな描写や非常識な展開が続くと思われますが、どうか生暖かい目で見守ってやってください。

Re: 『汚宅殺猫耳地獄』第二話を投稿 - N村Kタロウ URL

2017/03/06 (Mon) 21:55:51

 バニラダヌキさまこんにちは。
 わたくし必ずしも生真面目な社会人ではございませんが、楽しく拝読しながらも感想のやり場にはいささか困りつつ、この○○○○的ドタバタ的シチュエーションコメディー的状況から、次にいかなる展開が起こるのか、次回を楽しみにお待ちしたく存じます。ちなみに、「昔の名前」の元ネタは分かりますよ。リアルタイムではないとおもいますが。
 しかしこれ、またなんかすごく長くなってくれそうな気もしたり…。

N村様へ - バニラダヌキ

2017/03/07 (Tue) 22:30:32

♪ きょほとほ~~にいるときゃ しのぶ~~とよばれたのほぉ~~~♪ っとくらあ! 次は『北帰行』行くぞオラぁ! ♪ まはどはぁ~~ よほつゆ~にぬふれてへぇ~~~ ♪
ちなみに後者がハヤったときは、まだ家にラジオしかなかったんだよなあ。でもリアルタイムには違いないよなあ……遠い目。

しかし、この手の馬鹿話に感想らしい感想書くのって、ほんとに大変ですよね。お察しいたします。ああ、感想書く側じゃなくて良かった良かった。
で、御感想を頂戴する側といたしましては、『(1)楽しかったかどうか』『(2)すでに置き去りにされていないか』、以上の2点が気になるところです。もちろん『(3)おかしな日本語がないか』も気になりますが、それを言ってしまうと『日本語以前に頭がおかしい』ような気もするので、『(3)頭がおかしいのか日本語がおかしいのか判別しがたい表現があったら指摘してほしい』が正しいのでしょう。
で、次回は山崎豊子大先生ばりの社会派っぽい展開になる予定なのですが、なにせ診察されるのがタマなので、具体的にどーなることやら、作者自身にもまだ判りません。とりあえず、自分以外の方々もなるべく置き去りにせず、なるべく楽しませる――そんな姿勢だけは保ちたいと思っております。なるべくですけど。


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